桃核承気湯 妊婦 便秘

桃核承気湯は妊婦でも飲んでいい?

大黄

便秘になったときに使用される漢方便秘薬はかなり種類があります。漢方薬は体に優しいというイメージがあって西洋医学のお薬よりも漢方を飲みたいという妊婦さんも多いのです。

 

便秘解消に処方される漢方便秘薬に桃核承気湯(トウカクジョウキトウ)というお薬があります。生理不順やPMSなどのイライラ、産後に気持ちが落ち込むなど昔から言われる「血の道」のトラブルや高血圧、腰痛に処方されるタイプのものです。

 

血行を促進してホルモンバランスを整えてイライラを鎮めたり、ホルモンバランスが良くなることで便秘解消にも効果があります。漢方薬には体質によって同じような効果のある薬でもその成分が違ってきますが、この桃核承気湯(トウカクジョウキトウ)は体力が中程度以上で胃腸が強く、肥満またはガッチリ体型の方に向く処方になっています。

 

飲みにくく煎じるタイプのものが一番効果が高いのですが、ツムラ、コタローなどの顆粒で飲めるものもあり、産科、内科などで処方されるのは通常この顆粒のものになります。副作用はほぼありませんが、稀に血圧の上昇、むくみ、手足のしびれや、筋肉のぴくつきなどが起こる場合があります。

 

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妊娠中に飲んでも大丈夫?

 

漢方薬と妊婦の便秘

桃核承気湯で使用されている生薬は5つあって、大黄(ダイオウ)、芒硝(ボウショウ)、桃仁(トウニン)、桂皮(ケイヒ)、甘草(カンゾウ)があります。

 

妊婦が飲んでもいいのか?どうなのか?という問題はお医者さんによって判断が変わってくるようで、安定期なので桃核承気湯を飲んでいいということで処方されたり、大黄(ダイオウ)が入っているので妊婦は飲まない方がいいということもあるそうです。

 

この問題の大黄というのは漢方医学でよく使用される生薬で、解毒作用や便秘解消効果があります。大黄は子宮を収縮させる作用がありますから、一般的には妊娠中に服用するのは好ましくないとされています。

 

妊娠中にもしもこの桃核承気湯を処方されそうになったら他のお薬をお願いしてみましょう。そのお医者さんは大丈夫という判断なのでしょうが、やはり少しでも危険のあることは避けて通りたいですものね。

 

妊娠中は便秘になってから薬を飲むのではなくて、便秘にならないように予防していくことが最も重要です。なんでも薬を飲めないしトイレでいきむのも不安ですから。いざという時のために持っておきたいというのであれば、漢方薬で妊娠中に飲めるもので大建中湯(ダイケンチュウトウ)があります。

 

※ちなみに、授乳期であっても大黄の成分が母乳に影響して乳児が下痢になる可能性があるため服用しないようにしてくださいね。

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